実施履歴
外山 裕子 先生 (高松赤十字病院 循環器内科)
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2月14日にLMT病変のDCA治療を細木信吾先生にご指導いただきました。
昨年12月に当院2年ぶりのDCA治療をご指導いただきましたが、今回は50歳のLMT病変のDCA治療であり、手順が悪いと虚血で血行動態が崩れることが危惧され、お忙しいところ恐縮ですが来院頂きました。まずはデバイスの準備の時点で時間がかかり、1本目は造影剤が濃すぎたのかdeflationに時間がかかり2本目を出すことになり、2本目で開始したものの一部石灰化があったせいかballoon rapture起こし撤収となりました。3本目のデバイスで開始し、LMT病変で著明にST上昇するためVF起こさないか非常に焦りましたが、落ち着いた細木先生の指導にて無事に終了することができました。
患者様は苦しくて不安だったのではないかと心配だったのですが、治療予約の段階で当院では通常使用していないデバイスを使用するので経験の多い先生を招聘して治療に当たりますと説明してこともあり、無事に終わると思っていたので安心して治療が受けられたと笑って退院されました。非常にありがたかったです。自信のないことを背伸びして行うのでなく、安全で適切な治療を行うため、ご迷惑をおかけしますが引き続き継子プロクターシップを利用させて頂きたいと思います。
今回も細木先生には直接ご指導いただきありがとうございました。
今後も何卒宜しくお願い致します。