IVL Academy
IVLが本邦でも使用できるようになって症例が蓄積してきました。本邦のPCIは海外と比較してOCTやIVUSなどの使用率が高いという特徴があります。そのため、新たな知見も蓄積されてきました。
IVLは通常のバルーンではfructureを形成できないような厚みのある堅牢な3次元構造をした石灰化にもfructureを形成する可能性があります。このため例えばびまん性の高度石灰化病変、ましてそれがdonor arteryである場合など、ロータブレータによる治療がハイリスクと考えられる状況にも安全かつ効果的な強力な選択肢となりえます。
その一方でデバイスの限界や特有の合併症も報告されています。
本アカデミーではIVLの安全性と効果を最大限に引き出すことを目的に、使用における注意点も含めて提示・議論していきたいと考えています。
IVLが効果的であった症例を'bright side', 合併症を引き起こしてしまった症例を'dark side'として提示しながら皆さんとともにIVLの最適な使用法を考えていければ、と思います。」
下地 顕一郎(済生会宇都宮病院)
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