RCA ISOに対するPCIをご指導頂きました。

透析症例で 半年前に石灰化CTOにIVL後 DESを#1-3まで留置した症例でした。閉塞長は、（osからではないが）proximalからacute marginのあたりまでの閉塞でした。

屈曲のある血管であり、Gaiaを選択し、next2で硬さを確かめながらワイヤリング開始。CTO内に数センチ入ったところでnext2が進まなくなり、マイクロカテ（MC）の追従も難しかったのでnext3に変更して突破。CTO exitをpunctureするためにMCを寄せたかったが追従せず、小径バルーンの匍匐前進を試みたが、一度システムが崩壊。Gaiaで作ったチャンネルをSION blackでトレースし立て直した後、小径バルーンが通過するようになったので、拡張後にMCを通過させた。CTO exitをnext2→next3とステップアップして穿通。3.0mmNCで拡張後に、ＩＶＵＳ。前回留置したステントの拡張はおおむね良好だったが、今回は血管径に見合ったサイズのNCバルーンで拡張し、造影で良好な部位はDCB、イマイチな部分にはステントを留置し、良好な造影所見が得られました。合併症無く手技終了。

病院が移転する直前のCTO-PCIでしたが、無事終了できてよかったです。
ありがとうございました!