実施履歴
松尾 直朗 先生 (岡山市民病院 循環器内科)
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この度、3度目のプロクターをお願いしました。
右冠動脈近位部のCTOで閉塞長は短いが、屈曲部であり、レトログレードも考慮される症例であり、お願いをしました。IVUSで閉塞断端が確認でき、確認しながら、手技を開始しましたが、穿通に成功しませんでした。自分一人でやっていると、wire step upの判断が遅れてしまうような状況でしたが、すぐにアドバイスをいただき、変更後はIVUSガイドでtip detection法を指導いただき、すぐに穿通に成功しました。その後、distal trueへanteで成功することができました。
また今回は8Frシースレスでの手技も指導いただき、患者様も術後安静がなく、非常に喜ばれていたことが印象的でした。転勤となり、少し遠くなりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。