寺子屋 英語塾:英語論文塾
医療技術と異なり、臨床医にとって論文実績というものは取得必須のものではありません。しかし是非取得すべきものだと私は考えます。特に医療技術がまだ未熟な若い先生方にとっては。
私が最初に英語論文実績を獲得したのは35歳の時でした。当時としては新しかった「無作為比較試験」を方法論として用い、その後もJACC、Circulationとメジャー雑誌にアクセプトされる事が出来ました。その結果は?
まず大阪大学からいくら好きな事やっても何も言われなくなりました。序でに博士号もくれました。それ以上に大きかったのは、国内外の新しい先生方と知り合う事が出来るようになった事。それはまだその当時、カテ実績では発展途上だった自分のその後の成長にとってとても大きく寄与してくれたと思います。特に海外の先生方は論文を持って評価してくれる傾向が強いので、強い味方になりました。因みに今では盟友の五十嵐康己先生も最初に私の名前を知ったのはJACCだったそうです。
要するに「技術は患者様のため、論文は自分のため」なのです。
論文執筆、特に英語論文の第一歩はハードルが高いものです。しかし一本書いて仕舞えば、その後は意外に慣れるもの。今回その第一歩のハードルを少しでも下げて貰えるよう、YES Foundationの英語塾をリニューアルするのと同時にこのセクションを作る事にしました。これから書いてみようと考えている若い先生は勿論、既に実績のある中堅の先生方も歓迎致します。内容によっては理事だけでなく、論文実績の多い外部の先生もrefereeとして招聘し査読させて頂きます。
是非!初めの一歩を踏み出してみて下さい。
座長:土金 悦夫(豊橋ハートセンター)
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