やっと、この時が訪れました!ずっと回旋枝入口部のDCAライブ症例を待ち望んでいましたが、今回下地理事の御協力で撮影出来ました。
DCAはもちろんLMT分岐部を含めたLAD入口部に対して施行される事が多いのですが、私はDCAが臨床的に最も有用なのは回旋枝入口部だと思って来ました。一方でDCAが最も危険なのも回旋枝入口部です。なので回旋枝入口部に対して安全にoptimal resultを出せる事が出来て初めて真のDCA術者だと言えると思います。
回旋枝入口部病変は2種類有ります。IVUS上vessel areaが大きくプラーク量が多いものと、寧ろshrinkしてプラーク量の少ないものです。今回の症例は前者で、DCA初心者にも比較的取り組み易いものですので、これから回旋枝入口部のDCAを会得しようとされる若いDCA有志にはとても良い教材になると信じています。
土金悦夫(豊橋ハートセンター)
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