実施履歴
落海 祐介 先生 (広島ハートセンター 循環器内科)
-
本日は、心不全のため入院歴のある(3VD:LAD, 1か月前にPCI、CX CTO small vesselでありDCBで終了、RCA ISO→今回のtarget)比較的若年患者様の症例でした。
RCA ISO病変においては、順調に治療も終えAntegrade 1stでMC+GN2でwireの通過に成功しステントを留置し無事終了しました。終了とおもいきや、前回LADに留置したステント内に透亮像があり、見落としていて御指摘をいただききちんと対側造影を確認しておらず反省ポイントがやってまいりました。IVUS/OCTで赤色血栓がステント内にみられておりPOBAを追加し終了しました。
また、前回治療させていただいたCxがDCB後の約1か月程度で閉塞(血管径小さく一旦DCBで治療を終えていて、狭窄が残っていたのとPOBAの際に解離があったためと思われますが)しており、再度PCIを施行させていただきました。一番の反省で前回POBAはしており、内心いけるであろうと思っていたのが猛省でした。1st wireがサブってしまい、正直雑でした↓↓↓・・・。
最終的にはdistal bif.手前でtrueを取り直しこの度はステントを留置し無事終了しております。マイナスだらけで猛省しております。次回に向けて邁進していきたいとおもいます。